ABOUT
「ATARIYA」は、人や企業、職人などの交流・融合拠点となるイノベーションハブです。地域や企業、職人など活力に満ちた人々が新しい活動や事業の創出に挑戦できる創造的な場として生まれ変わりました。
丹後地域で培われた技術や素材と、全国各地のクリエイティブな人たちが掛け合わさることで、新しい価値を生み出していくイノベーション活動の起点となることをめざしています。
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UAスツール(ナチュラル)
販売元:通常価格 ¥37,500通常価格単価 / あたり -
さざなみヘアターバン
販売元:通常価格 ¥6,600通常価格単価 / あたり
TANGO CELLAR
丹後だからこそ受け継がれた技術と素材があります。同時にそれらは、丹後だからまだ多くは知られていない資産でもあります。 ATARIYAに携わるそういった丹後地域のつくり手や工房、また商品誕生のきっかけをご紹介いたします。
NEWS
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“TRACE THE TANGO”海の京都DMOさんにて、お申し込み受付を開始いたしました。
TRACE THE TANGO UA Stoolをたどる旅、お申し込み受付を開始いたしました! メイドイン与謝野町のプロダクト「UA Stool」の誕生ストーリーをひも解き、まちの魅力やものづくりの奥深さに触れながら、世界に1つしかない、あなただけのUAスツールを完成させる特別なツアーです。 1月に開催したUA Stoolをたどる旅ですが、今回は海の京都DMOさんとの企画で、スツール自体をツアー内でお選びいただけます👀ATARIYA Tango Innovation Hubは、海の京都コインが使える加盟店に加わり、ツアーは海の京都DMOさんのページから受付しております。ぜひお申し込みください! https://www.uminokyoto.jp/feature/detail.php?spid=188 ●海の京都コインのご利用についてこのツアーの参加料には、ふるさと納税の返礼として発行される電子ギフト「海の京都コイン」がご利用いただけます。 めぐって、遊んで、応援する「海の京都コイン」の詳細は以下をご覧ください。https://www.uminokyoto.jp/coin/
“TRACE THE TANGO”海の京都DMOさんにて、お申し込み受付を開始いたしました。
TRACE THE TANGO UA Stoolをたどる旅、お申し込み受付を開始いたしました! メイドイン与謝野町のプロダクト「UA Stool」の誕生ストーリーをひも解き、まちの魅力やものづくりの奥深さに触れながら、世界に1つしかない、あなただけのUAスツールを完成させる特別なツアーです。 1月に開催したUA Stoolをたどる旅ですが、今回は海の京都DMOさんとの企画で、スツール自体をツアー内でお選びいただけます👀ATARIYA Tango Innovation Hubは、海の京都コインが使える加盟店に加わり、ツアーは海の京都DMOさんのページから受付しております。ぜひお申し込みください! https://www.uminokyoto.jp/feature/detail.php?spid=188 ●海の京都コインのご利用についてこのツアーの参加料には、ふるさと納税の返礼として発行される電子ギフト「海の京都コイン」がご利用いただけます。 めぐって、遊んで、応援する「海の京都コイン」の詳細は以下をご覧ください。https://www.uminokyoto.jp/coin/
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TRACE THE TANGO vol.1「UA Stoolをたどる旅」をリリースします。
TRACE THE TANGO ものをたどる旅をしよう 工場をたずね 歴史をさかのぼり 丹後の秘密をさがして TRACE THE TANGOは、「もの」が生まれる過程を体験するプログラムです。丹後半島で作られたプロダクトを主役に、生産する工房を訪ねます。ものづくりの息づかいを感じる現場でプロダクトの背景を学び、道ゆく自然や地元食材のランチで風土を感じる。案内役は職人とローカルガイドが務めます。技術やデザインの話から現代に伝わる習慣や昔話まで、たくさんの物語をシェアしたいと思っています。 身の回りのものがどうやって作られているか、知らないことに違和感を覚えたら。 あなたとものづくりをつなぐ旅。 ATARIYAが提案する、ものをたどる旅。第一弾「UA Stoolをたどる旅」をリリースします。UA Stoolは宮眞株式会社のテキスタイルとARIA FACTORY HOMEの家具制作がコラボレーションしたプロダクト。シンプルかつ存在感のあるスツールは、ATARIYAの施設内でもインテリアのアクセントになっています。 天橋立からスタートするツアーでは、目の前でテキスタイルが織りあがっていく様子を見たり、デッドストックの生地が眠る倉庫を探検したり、木の香りが漂う工房でお話を聞いたり、五感がフル回転するような体験が待っています。昼食は、地元食材をたっぷり使ったヤマノウエ食堂のジビエです。職人、シェフ、ローカルガイドが案内役になって、あなたとものづくりをつなぐ旅。1月11日ATARIYAオープン一周年を記念し、モニターツアーの参加者を募集します。今回は一周年のキャンペーン価格となっておりますので、この機会にぜひご参加ください。 詳細はこちらからご覧ください
TRACE THE TANGO vol.1「UA Stoolをたどる旅」をリリースします。
TRACE THE TANGO ものをたどる旅をしよう 工場をたずね 歴史をさかのぼり 丹後の秘密をさがして TRACE THE TANGOは、「もの」が生まれる過程を体験するプログラムです。丹後半島で作られたプロダクトを主役に、生産する工房を訪ねます。ものづくりの息づかいを感じる現場でプロダクトの背景を学び、道ゆく自然や地元食材のランチで風土を感じる。案内役は職人とローカルガイドが務めます。技術やデザインの話から現代に伝わる習慣や昔話まで、たくさんの物語をシェアしたいと思っています。 身の回りのものがどうやって作られているか、知らないことに違和感を覚えたら。 あなたとものづくりをつなぐ旅。 ATARIYAが提案する、ものをたどる旅。第一弾「UA Stoolをたどる旅」をリリースします。UA Stoolは宮眞株式会社のテキスタイルとARIA FACTORY HOMEの家具制作がコラボレーションしたプロダクト。シンプルかつ存在感のあるスツールは、ATARIYAの施設内でもインテリアのアクセントになっています。 天橋立からスタートするツアーでは、目の前でテキスタイルが織りあがっていく様子を見たり、デッドストックの生地が眠る倉庫を探検したり、木の香りが漂う工房でお話を聞いたり、五感がフル回転するような体験が待っています。昼食は、地元食材をたっぷり使ったヤマノウエ食堂のジビエです。職人、シェフ、ローカルガイドが案内役になって、あなたとものづくりをつなぐ旅。1月11日ATARIYAオープン一周年を記念し、モニターツアーの参加者を募集します。今回は一周年のキャンペーン価格となっておりますので、この機会にぜひご参加ください。 詳細はこちらからご覧ください
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ATARIYAのオンラインショップをはじめます。
「ATARIYA」は、人や企業、職人などの交流・融合拠点となるイノベーションハブです。地域や企業、職人など活力に満ちた人々が新しい活動や事業の創出に挑戦できる創造的な場として生まれ変わりました。
ATARIYAのオンラインショップをはじめます。
「ATARIYA」は、人や企業、職人などの交流・融合拠点となるイノベーションハブです。地域や企業、職人など活力に満ちた人々が新しい活動や事業の創出に挑戦できる創造的な場として生まれ変わりました。
FACTORY LIST
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デザイン橡
2023年4月、ATARIYA オンラインショップに加わったPARANOMAD(パラノマド)『さざなみヘアターバン』。誕生の背景には、豊かなものづくりのネットワークがあります。ATARIYAが提案する、ものをたどる旅/ TRACE THE TANGO*。Vol.2「さざなみヘアターバン」オンライン版へ、ようこそ! 今日の旅ではさざなみヘアターバンの特徴である、藍染の物語をたどります。 「どこかで見た生葉(なまは)染めの藍染がすごくいい水色をしていて。畑をやっているから、自分で育てたら染められると思ったんだ」。デザイン橡 代表 豊島美喜也さんを魅了したのは、うすい水色をした藍染。一般的に藍染といえば紺色のしっかりした色合いを思い浮かべるでしょうか。PARANOMAD代表は、デザイン橡の藍染ブランケットを初めて見た時のことを今でも覚えています。テーブルの上に置かれたブランケットには流れる水のような色彩が浮かんでいました。コットンの柔らかい質感と相まって、なんて気持ちよさそうな生地だろうと飛びついたのです。 さまざまな色合いの経糸 デザイン橡にて デザイン橡のものづくりは、建築設計に始まり、美喜也さん自身が作り手となる大工、家具職人、そして機屋(はたや)と多岐に渡ります。手機や紡績機の自作と修繕ができるため、機大工としても各地を飛び回る日々。綿花を栽培し、日本古来の紡績方で糸を作り、手織りの生地を織り上げる。一方で力織機を用いた金属線の織物も開発し…その活躍の幅広さから、丹後のミケランジェロとも呼ばれています。 デザイン橡 豊島美喜也さん ブランケットに身惚れたPARANOMADに「藍染は楽しいよ。やってみたらいいんじゃない?」と美喜也さんは声をかけてくれました。そんなに簡単にできるものなんだろうかと驚きつつ、体験させてもらうことに。布を藍甕に漬け、水ですすぐ。基本の作業はとてもシンプルです。藍甕から引き上げた布が濃いカーキからブルーに発色していくさまは、とても不思議で美しいものでした。 PARANOMADの生地に藍染を施して デザイン橡には畑から育てた藍と、北海道と徳島から取り寄せたスクモの計3種類の甕を設置しています。副材料で使う木灰は冬の間のストーブからストックしてあり、水は井戸水を使うため廃水を気にする必要もありません。ものづくりや伝統と聞くと、職人にしか許されない特別なものと身構えてしまいそうですが、藍染めも綿花の栽培も少し前まで普通の家で行われていました。機織りも特別な技術ではなかったのです。現代は、生活の中で物を作ることがあまりに少なくなったのではないでしょうか。もちろん精緻なものづくりは昔から職人が技を磨き、深く均一な藍染めは紺屋(藍染や染めの専門家)でなければ難しいですが、ものづくりはもっと身近な存在でした。 デザイン橡は「そんなことないよ」とものづくりの世界に梯子をかけてくれる存在です。PARANOMADだけではなく、工房を訪ねてくる人みなに綿花や手織りの楽しさをシェアしてくれます。美喜也さんは福岡県出身。街から離れた田舎で子供時代を過ごしたそうです。「いま工房がある地域よりもっと田舎で、隣の家までとても遠かった。お店も何もないところで、山に入って何かを採ったりして遊んでいたんだ」。作ることは遊びでもあり、暮らしの一部でもありました。人々が手放してしまったものを作る行為を、当たり前のこととして身体に蓄えてきたのです。繊維産業を特殊なものと身構えず、手と頭に染み付いた「つくる」ことへ変換してきました。 乾燥させた藍の葉...
デザイン橡
2023年4月、ATARIYA オンラインショップに加わったPARANOMAD(パラノマド)『さざなみヘアターバン』。誕生の背景には、豊かなものづくりのネットワークがあります。ATARIYAが提案する、ものをたどる旅/ TRACE THE TANGO*。Vol.2「さざなみヘアターバン」オンライン版へ、ようこそ! 今日の旅ではさざなみヘアターバンの特徴である、藍染の物語をたどります。 「どこかで見た生葉(なまは)染めの藍染がすごくいい水色をしていて。畑をやっているから、自分で育てたら染められると思ったんだ」。デザイン橡 代表 豊島美喜也さんを魅了したのは、うすい水色をした藍染。一般的に藍染といえば紺色のしっかりした色合いを思い浮かべるでしょうか。PARANOMAD代表は、デザイン橡の藍染ブランケットを初めて見た時のことを今でも覚えています。テーブルの上に置かれたブランケットには流れる水のような色彩が浮かんでいました。コットンの柔らかい質感と相まって、なんて気持ちよさそうな生地だろうと飛びついたのです。 さまざまな色合いの経糸 デザイン橡にて デザイン橡のものづくりは、建築設計に始まり、美喜也さん自身が作り手となる大工、家具職人、そして機屋(はたや)と多岐に渡ります。手機や紡績機の自作と修繕ができるため、機大工としても各地を飛び回る日々。綿花を栽培し、日本古来の紡績方で糸を作り、手織りの生地を織り上げる。一方で力織機を用いた金属線の織物も開発し…その活躍の幅広さから、丹後のミケランジェロとも呼ばれています。 デザイン橡 豊島美喜也さん ブランケットに身惚れたPARANOMADに「藍染は楽しいよ。やってみたらいいんじゃない?」と美喜也さんは声をかけてくれました。そんなに簡単にできるものなんだろうかと驚きつつ、体験させてもらうことに。布を藍甕に漬け、水ですすぐ。基本の作業はとてもシンプルです。藍甕から引き上げた布が濃いカーキからブルーに発色していくさまは、とても不思議で美しいものでした。 PARANOMADの生地に藍染を施して デザイン橡には畑から育てた藍と、北海道と徳島から取り寄せたスクモの計3種類の甕を設置しています。副材料で使う木灰は冬の間のストーブからストックしてあり、水は井戸水を使うため廃水を気にする必要もありません。ものづくりや伝統と聞くと、職人にしか許されない特別なものと身構えてしまいそうですが、藍染めも綿花の栽培も少し前まで普通の家で行われていました。機織りも特別な技術ではなかったのです。現代は、生活の中で物を作ることがあまりに少なくなったのではないでしょうか。もちろん精緻なものづくりは昔から職人が技を磨き、深く均一な藍染めは紺屋(藍染や染めの専門家)でなければ難しいですが、ものづくりはもっと身近な存在でした。 デザイン橡は「そんなことないよ」とものづくりの世界に梯子をかけてくれる存在です。PARANOMADだけではなく、工房を訪ねてくる人みなに綿花や手織りの楽しさをシェアしてくれます。美喜也さんは福岡県出身。街から離れた田舎で子供時代を過ごしたそうです。「いま工房がある地域よりもっと田舎で、隣の家までとても遠かった。お店も何もないところで、山に入って何かを採ったりして遊んでいたんだ」。作ることは遊びでもあり、暮らしの一部でもありました。人々が手放してしまったものを作る行為を、当たり前のこととして身体に蓄えてきたのです。繊維産業を特殊なものと身構えず、手と頭に染み付いた「つくる」ことへ変換してきました。 乾燥させた藍の葉...
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丹菱株式会社
ATARIYA オンラインショップに新しいプロダクトが加わりました。 PARANOMAD(パラノマド)『さざなみヘアターバン』は、海の青色をイメージした藍染と、上品に輝く丹後ちりめんを波のきらめきに見立てたヘアアクセサリーです。この小さなアイテムに丹後のものづくりネットワークがぎゅっと詰まっています。 ATARIYAが提案する、ものをたどる旅/ TRACE THE TANGO*。 Vol.2「さざなみヘアターバン」オンライン版へ、ようこそ! 今日は与謝野町岩滝でポリエステルちりめんを製造する丹菱株式会社(以下、丹菱)へご案内します。 さざなみヘアターバン誕生のきっかけは、PARANOMAD代表自身が丹菱のヘアターバンを愛用していたことに始まります。丹菱のファクトリーブランドTRIP1のヘアターバンは、上品な質感と洗濯機で洗える気軽さが人気のプロダクトです。 1960年に創業した丹菱は、アパレル向けちりめん生地を撚糸から製織まで一貫生産する織元です。シルクで有名な丹後ですが、実はレーヨンやポリエステルなど化合繊の織物産地でもあります。丈夫でお手入れが簡単という利点を持ち、和装から洋装衣料まで幅広く使われていますが、受注量は減少傾向にありました。 丹菱のポリエステルちりめん(写真提供:丹菱) 危機感を覚えた3代目 糸井宏輔さんは、従来の卸売に加え2020年にアパレルブランドTRIP1を立ち上げます。きっかけは奥様ひとみさんへの贈り物だったそうです。1着でコーディネートがサマになり、洗濯機で洗えてアイロンも要らない。忙しい子育て期にぴったりという手応えから、ポリエステルちりめんの可能性を再発見します。従来は、年配の女性向け衣料品の生地が中心でしたが、カラーリングを変えればターゲットを広げられると手応えを感じました。 丹菱3代目 糸井宏輔さん 「今日に至るまで友人やたくさんの職人さんの支えがありました」。TRIP1の商品開発を振り返って宏輔さんは言います。素晴らしい縫製職人さんとの出会いがあり、当初は身内など近しい方への洋服作りからスタートしました。またひとみさんは子育て期まっさかりの母親であり、毎日忙しい女性に役立つ機能性や日常生活に彩りを添える華やかさを大切に、企画を進めています。 TRIP1ジャケット(写真提供:丹菱) TRIP1の衣服はジャケット、パンツ、ワンピースなど約10種類。顧客の体型に合わせた受注生産をとっています。ほとんどの製品は仕上げまで地域内でまかなうMade in Tangoだそうです。冒頭に紹介したヘアターバン以外に、キャップ、Tシャツ、手袋といったファッション小物も企画。ポップなカラーリングとトレンドに合ったアイテムの掛け合わせで、百貨店催事でも来場者に人気でした。...
丹菱株式会社
ATARIYA オンラインショップに新しいプロダクトが加わりました。 PARANOMAD(パラノマド)『さざなみヘアターバン』は、海の青色をイメージした藍染と、上品に輝く丹後ちりめんを波のきらめきに見立てたヘアアクセサリーです。この小さなアイテムに丹後のものづくりネットワークがぎゅっと詰まっています。 ATARIYAが提案する、ものをたどる旅/ TRACE THE TANGO*。 Vol.2「さざなみヘアターバン」オンライン版へ、ようこそ! 今日は与謝野町岩滝でポリエステルちりめんを製造する丹菱株式会社(以下、丹菱)へご案内します。 さざなみヘアターバン誕生のきっかけは、PARANOMAD代表自身が丹菱のヘアターバンを愛用していたことに始まります。丹菱のファクトリーブランドTRIP1のヘアターバンは、上品な質感と洗濯機で洗える気軽さが人気のプロダクトです。 1960年に創業した丹菱は、アパレル向けちりめん生地を撚糸から製織まで一貫生産する織元です。シルクで有名な丹後ですが、実はレーヨンやポリエステルなど化合繊の織物産地でもあります。丈夫でお手入れが簡単という利点を持ち、和装から洋装衣料まで幅広く使われていますが、受注量は減少傾向にありました。 丹菱のポリエステルちりめん(写真提供:丹菱) 危機感を覚えた3代目 糸井宏輔さんは、従来の卸売に加え2020年にアパレルブランドTRIP1を立ち上げます。きっかけは奥様ひとみさんへの贈り物だったそうです。1着でコーディネートがサマになり、洗濯機で洗えてアイロンも要らない。忙しい子育て期にぴったりという手応えから、ポリエステルちりめんの可能性を再発見します。従来は、年配の女性向け衣料品の生地が中心でしたが、カラーリングを変えればターゲットを広げられると手応えを感じました。 丹菱3代目 糸井宏輔さん 「今日に至るまで友人やたくさんの職人さんの支えがありました」。TRIP1の商品開発を振り返って宏輔さんは言います。素晴らしい縫製職人さんとの出会いがあり、当初は身内など近しい方への洋服作りからスタートしました。またひとみさんは子育て期まっさかりの母親であり、毎日忙しい女性に役立つ機能性や日常生活に彩りを添える華やかさを大切に、企画を進めています。 TRIP1ジャケット(写真提供:丹菱) TRIP1の衣服はジャケット、パンツ、ワンピースなど約10種類。顧客の体型に合わせた受注生産をとっています。ほとんどの製品は仕上げまで地域内でまかなうMade in Tangoだそうです。冒頭に紹介したヘアターバン以外に、キャップ、Tシャツ、手袋といったファッション小物も企画。ポップなカラーリングとトレンドに合ったアイテムの掛け合わせで、百貨店催事でも来場者に人気でした。...
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かや山の家
1月に開催された、初めての Trace the Tango 。 https://atariya.kyoto/news/ttt_uastool/ 第1回目は「UA Stool をたどる旅」で、その時にランチをいただいたのが、かや山の家という施設にあるヤマノウエ食堂。 眼下に広がる棚田で採れたお米をはじめ、地元の食材がふんだんに使われた料理の数々は、丁寧に作られていてかなり高い満足度。 そして提供されるジビエは、店主自らが捌いて加工したものです。 遠方からも、わざわざ足を運んで来られるお客様もいらっしゃる人気の場所になっています。 大江山の中腹に佇む建物は、もとは少年自然の家だったもの。棚田越しに与謝野の町が一望できる絶好の立地にあります。施設は宿泊がメインですが、いくつかのプログラムも用意されていて、束の間の里山体験ができる場所。 そのかや山の家を運営されているのが、青木博さんです。 元々この場所からほど近くで生まれ育ちましたが、18歳で大阪に。 特に明確な目的があったわけではなかったそうなのですが、子どもの頃から料理が好きだったこともあって、ごく自然に進んだのが飲食業の道。 そこから12年ほどの間に、最初の6年は厨房、後半の6年は主にサービス。その間にソムリエの資格も取得するなど、マルチな経歴を積んできました。 仕事が一段落したのと、ちょうどその頃にお子さまが生まれるというタイミングで、生まれ育った与謝野町へUターン。 そこから程なくして、かや山の家の運営に携わるようになったそうです。 この施設は、15年ほど前に府から与謝野町に譲渡され、地元地域が委員会を結成して運営していました。...
かや山の家
1月に開催された、初めての Trace the Tango 。 https://atariya.kyoto/news/ttt_uastool/ 第1回目は「UA Stool をたどる旅」で、その時にランチをいただいたのが、かや山の家という施設にあるヤマノウエ食堂。 眼下に広がる棚田で採れたお米をはじめ、地元の食材がふんだんに使われた料理の数々は、丁寧に作られていてかなり高い満足度。 そして提供されるジビエは、店主自らが捌いて加工したものです。 遠方からも、わざわざ足を運んで来られるお客様もいらっしゃる人気の場所になっています。 大江山の中腹に佇む建物は、もとは少年自然の家だったもの。棚田越しに与謝野の町が一望できる絶好の立地にあります。施設は宿泊がメインですが、いくつかのプログラムも用意されていて、束の間の里山体験ができる場所。 そのかや山の家を運営されているのが、青木博さんです。 元々この場所からほど近くで生まれ育ちましたが、18歳で大阪に。 特に明確な目的があったわけではなかったそうなのですが、子どもの頃から料理が好きだったこともあって、ごく自然に進んだのが飲食業の道。 そこから12年ほどの間に、最初の6年は厨房、後半の6年は主にサービス。その間にソムリエの資格も取得するなど、マルチな経歴を積んできました。 仕事が一段落したのと、ちょうどその頃にお子さまが生まれるというタイミングで、生まれ育った与謝野町へUターン。 そこから程なくして、かや山の家の運営に携わるようになったそうです。 この施設は、15年ほど前に府から与謝野町に譲渡され、地元地域が委員会を結成して運営していました。...
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